DOR-0026 R.シュトラウス:アルプス交響曲 ケンペ指揮 ドレスデン国立管弦楽団D
レコード番号&アルバム名DOR-0026 R.シュトラウス:アルプス交響曲 ケンペ指揮 ドレスデン国立管弦楽団
ジャケット表
ジャケット裏
帯 ー 発表年月 種類 回転数 音源 録音方式 頒布会 同時発表CD オーディオ
チェック 45
2枚組 EMI原盤 アナログ ー プロデューサー ディレクター ミキサー 技術 カッティング 備考 David Mottley Klaus Strülben 原 清介 竹内昭五 企画 制作 製造 協力 デザイン 技術解説 DAM 東芝EMI
株式会社 東芝EMI (株)
デザイン室
竹家鐵平
永井 靖 曲目・演奏者
DOR0026-SIDE-1,2 DOR0027-SIDE-1,2 (4面使用)
R.シュトラウス:アルプス交響曲
ケンペ指揮 ドレスデン国立管弦楽団 (ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)
今回導入された新技術・企画 カッティング・データ・ハイレベル・カッティング(2枚組4面で49分36秒)
・DAM初のEMI原盤によるクラシック名盤シリーズ開始
・レコード材質にプロユース材使用。永久保存版 TapeRecoder : NEUMANN MT-70S
DRIVE AMPLIFIER : NEUMANN SAL-74
CUTTING RACE : VMS-70
CUTTING HEAD : NEUMANN SX-74
東芝EMI 川口工場 制作に当たって
(発表時、解説書記載のまま)
オーディオ・チェックレコードというと「音は良いけれど、曲や演奏がつまらない」ということをよく耳にします。
そこでDAMでは、曲も演奏もよく、更に録音・カッティングも良いレコードを作ろうということで、このアルバムを企画しました。
リヒャルト・シュトラウスは、ドイツの大作曲家で、オーディオマニアの方なら「ツァラトゥストラはかく語りき」 の冒頭を一度はお聴きになったことがあるでしょう。
そのR.シュトラウスが、オーケストラのあらゆる楽器とテクニックを駆使して、アルプスの夜明から日没までを雄大なスケールで描写したのがこの「アルプス交響曲」なのです。
1976年5 月11 日、惜しまれながら世を去った巨匠ルドルフ・ケンペの指揮、更にこの曲をR.シュトラウス自身の指揮で初演した、世界最古の伝統を誇るドレスデン国立管弦集団という最高の演奏陣です。このレコードは東芝EMI より市販 (EAC-80099) されていて、33回転ながら、その音の良さでも話題になっています。
そこでDAM では、東芝EMI 技術陣の協力を得て、これを45回転でかつ、ハイレベルカッティングのため、一面あたり10〜15分に押さえ、4面 (2枚)でカッティングしました。
もちろん、ダビングは行わず、新鮮なマザーテープから、ダイレクトにカッディングしたわけですが、とにかくクリアーでかつ奥行のある、パイプオルガンを含む大編成のオーケストラが、圧倒的なスケールで眼前に迫ってきます。
これは単なるオーディオ・チェックレコードというだけではなく、“音と音楽”が見事に調和した、音楽マニアにもオーディオマニアにも充分満足していただけるレコードと自負しております。
なおオーディオ的な聴きどころは、全曲のいたるところにありますが、特に第3面の冒頭および、第4面の前半の嵐の部分が好適でしょう。DAM推進委員会
*敬称は省略させていただきます。
*回転数の「33」は33 1/3回転の略です。