DOR0136 ドリーム デジタル45 本多俊之＜AS,SS＞ / チック・コリア＜P＞ :モダン 76/45 本多俊之
DOR0136 SIDE1 ドリーム デジタル45 本多俊之＜AS,SS＞ / チック・コリア＜P＞ ミロスラフ・ビトウス＜B＞ ロイ・ヘインズ＜DS＞
DOR0136 SIDE2 モダン 76/45 本多俊之＜S,FL,P,KEY.PERC,W.WIND＞ 古沢良治郎＜DS,VOICE＞ 後藤次利＜B＞ 和田アキラ＜G＞ 鳥山敬治＜SYN.PROGRAM＞
ジャケット表
ジャケット裏帯表
帯裏
1.1MB
チェック
＊SIDE2はDAMオリジナル・トラックダウン
アナログ24ch
「マイ・ハーティ・サウンズ」
ドリーム・カム・トゥルー
1曲収録
1986.11発表
プロデューサー
オペレーター
小山正敏
渡部喜久
出口敏彦
坂元達也
富岡豊
薄井文介
DAM
原 清介
(T.Honda) 5'35"2. ODE TO SIDDHARTHA
(C.Corea) 9'52"Toshiyuki Hondas＜AS,SS＞ Chick Corea＜P＞
Miraslav Vitous＜B＞ Ray Haynes＜DS＞
(T.Honda) 6'40"2. EVENING GLORY (GOING HOME)
(T.Honda) 6'02"Toshiyuki Hondas＜S,FL,P,KEY.PERC,W.WIND＞
Ryojiroh Furusawa＜DS,VOICE＞
Tsugutoshi Gotoh＜B＞ Akira Wada＜G＞
Keiji Toriyama＜SYN.PROGRAM＞
SIDE 1-1,2 東芝EMI 3ST S.58.8-9,１0
SIDE 2-1,2 東芝EMI 2ST,SEDIC CST,
六本木ソニーST A&bＢ
S.59-４-3,27
トラックダウン
SIDE 1-1,2 東芝EMI TDルーム S.58-12-8
SIDE 2-1,2 東芝EMI TDルーム S.60-4-12
・本多俊之氏のジャズとフュージョン（ニューウェーブ）2つの世界。
・SIDE1は、'84スイングジャーナル・ジャズディスク大賞制作企画賞受賞「ドリーム」から
・SIDE2はDAMとしては初めてのフュージョンを、「オーディオ・チェック
レコードにするなら、”モダン”はチェック用に再トラックダウンを」
との相互の希望によりミキサーの坂元達也氏が、76cm / 24チャンネルより
12時聞かけて、DAMオリジナル76cm / 2 チャンネル・1/2インチに
トラックダウン。アナログのままカッティング。
・音楽的にも、録音内容も対照的な2枚をカップリング。
・クォーツロックDDモーターカッティングマシン
・レコードの偏芯を減らすためセンターホール径を小さい方に設定
・厚手･重量。フラットディスク
・プロユース材をもとに改良されたDAM45用・新レコード材を使用
Cutting Date ： Apr.22. 1985
Tape Recorder
・SlDE 1-1,2(デジタル)
SONY BVU-200 PCM-1610
・SIDE 2-1,2 (アナログ)
AMPEX ATR-I02 1 / 2インチ
Drive Amp：Neumann SAL-74
Cutting Lathe：Neumann VMS-80
Cutting Head：Neumann SX-74
Diamond Cutting Stylus
Non Limitter Non Equalizer (SIDE 2-2 を除く)
（発表時、解説書記載のまま）
日頃は第一家電をご愛顧項きまして誠にありがとうございます。DAM では聴いて楽しく、又オーデイオ・チェックにも最適なソフトの開発をと、努力をかさねてまいりました。
今回は本多俊之氏の2 つの世界を、SIDE 1 には、'84年スイングジャーナル・ジャズ・ディスク大賞制作企画賞を受賞した名盤「ドリーム」より2 曲をピックアップしました。
そしてSIDE 2は、DAM としては初めてフュージョン(ニューウェーブ)を、市販盤とはまったく別なDAM オリジナル・トラックダウンで仕上げた、音楽的にも録音内容も対象的な2枚をカップリングしました。
メインストリーム・ジャズとフュージョンという二面性を持ったアルバムの主役は、現在日本のジャズ・ミュージシャンの中で、そのはば広い音楽活動と作曲家・アレンジャーとして活躍されている本多俊之氏です。
本多俊之氏はバーニング・ウェーブで高い評価を得、その後ジョージ大塚セクステットそして浅川マキさんとのセッションや、ジャズの本場アメリカから一流ジャズメンを迎えておこなわれる、ライブ・アンダー・ザ・スカイにも出演し、ジャズファンにも絶賛をあびました。
このようにジャンルやスタイルを超えて音楽活動で実力を発揮している伸びざかリのミュージシャンです。
当社が昨年企画しました第6回春一番ジョイフルコンサート「北原理絵じゃずコンサート」にゲストとして登場し、パワフルな演奏を楽しませてくれた事は記憶に新しい事です。
「ドリーム」は本多俊之氏が以前からアイドルとしてあこがれていた名ピアニスト、チック・コリアとの夢のレコーディングが実現したという事で、本多氏が自身のうれしい気持をそのまま作曲した「ドリーム・カム・トゥルー」そして本多氏の熱い気持に答えて、チック・コリアがこのアルバムの為に作曲した「オド・トゥ・シダータ」を提供しています。
2 曲ともデジタル独特の透明度の高いシャープな録音ですが、名ベーシスト、ミロスラフ・ビトウスの厚みのあるベース、ロイ・へインズとは思えない量感のあるバスドラと、中低域の量も十分に入ったチェックにピッタリな内容で、特に「オド・トゥ・シダータ」はピアノの立上りやシンバルのきれこみ、なによりも緊張感十分な表現力の凄さに圧倒されるほどの熱演です。
デジタルマスターより何度もカッティングをしヒヤリングをくりかえした結果、雰囲気と透明度と熱気をそこなう事なく再現してくれる方法として、イコライジングやリミッターを使用せず、フラットでカッティングしました。
「モダン」は本多俊之氏との打合せの結果、「オーディオ・チェック・レコードにするなら、”モダン”はチェック用に再トラックダウンを」との相互の希望により、市販の「モダン」の録音担当ミキサーの坂元達也氏が76cm / 24チャンネルより12時聞かけてメインテーマである「モダン」と「イヴニング・グローリー」の2曲を76cm / 2 チャンネル・1/2インチにトラックダウンしました。
市販盤は76cm / 24 チャンネルにイフェクターを駆使しデジタルマスターリングをしています。DAM オリジナル・トラックダウンは76cm / 2 チャンネル・1/2インチでトラックダウンしましたので、中低域の量感が抜群なのと、各楽器の厚みとエネルギー感は凄まじいほどパワフルで、DAM オリジナル・バージョンとしてお楽しみいただければと思います。
まったく異なった本多俊之氏の2 つの世界を末長く愛聴盤としてご使用いただければ幸いです。
最後に東芝EMI(株)とスタッフの方々に多大な御協力をいただきましたことを厚くお礼申し上げます。DAM 推進委員会
＊敬称は省略させていただきます。
＊回転数の「33」は33 1/3回転の略です。
