DOR-0041 カラヤン/フィンランディア・モルダウ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルフィルハーモニー管弦楽団 

レコード番号&アルバム名

DOR-0041 カラヤン/フィンランディア・モルダウ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルフィルハーモニー管弦楽団

ジャケット表-DOR-0041 カラヤン/フィンランディア・モルダウ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルフィルハーモニー管弦楽団
ジャケット表
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ジャケット裏
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帯裏-DOR-0041 カラヤン/フィンランディア・モルダウ ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルフィルハーモニー管弦楽団
帯裏
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1.4MB
発表年月
種類
回転数
音源
録音方式
録音日
頒布会
同時発表CD
オーディオ
チェック
45
EMI
原盤
アナログ
1976.9.28-29
1977.1.2-3*
Philharmonie,Berlin
プロデューサー
ディレクター
ミキサー
技術
カッティング
備考
Michel Glotz
Wolfgang Gülich
原 清介
岡崎好雄
企画
制作
製造
協力
デザイン
技術解説
DAM
東芝EMI株式会社
東芝EMI (株)デザイン室
竹家鐵平
永井 靖
原 清介
M.W.
曲目・演奏者
 
J.シベリウス交響詩「フィンランディア」

B.スメタナ:交響詩「モルダウ」(「我が祖国」より)

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1面 :9'30"  2面 : 12'42"

今回導入された新技術・企画
カッティング・データ
 ・「フィンランディア」と「モルダウ」人気・名曲・名録音を
   片面1曲で余裕のあるハイレベルカッティング実施。

 ・マスター・プレスを採用
  
ラッカーマスタから、作られるメタルマスターで直接プレス。
  メタルマザーとスタンパーを省略するためより精度の高い複製が可能。
  ただしDAM45では、メタルマスターでのプレス枚数を500枚前後に
  押さえたため、多数のラッカーマスターが必要となります。
  マスターテープやラッカーマスターに忠実なDAM45を実現するための
  効果が高い製造方法です。(しかし生産性とコストは犠牲になります。)

 ・レコード材質にプロユース材使用
TapeRecoder : Studer A-80vu/MKII
DRIVE AMPLIFIER : NEUMANN SAL-74
CUTTING RACE : VMS-70
CUTTING HEAD : NEUMANN SX-74
1978.4.24
制作にあたって
(発表時、解説書記載のまま)
最近、各社からオーディオ・マニア向のレコードが続々と発売されておりますが、DAM オリジナル・オーディオ・チェック・レコードも今回で12 番目のアルバムをお届けすることになりました。

DAM は常に、市販レコードでは実現されにくく、かついわゆるオーディオ・チェック・レコードとは一味ちがった内容のものを、と心がけながら企画しております。

名曲・名演、そして名録音というのが、このシリーズの制作ポリシィですが、3 拍子そろったアルバムとして、今回は人気のあるオーケストラの小品で、なおかつ全くイメージの異なる、シベリウスの「フィンランディア」とスメタナの「モルダウ」をカップリングしてみました。

このシベリウスの「フィンランディア」という曲を皆様も良く御存知のことと思います。
ところがこれだけ有名なわりには、意外なほど大指揮者といわれる人達のレコードが少ないのです。しかしカラヤンは例外で、この曲を4 度も録音しており、今回は日本でこの1 月に発売 (東芝EMI EAC-80377) になったばかりの最新録音を使用いたしました。

カラヤン~ベルリン・フィルは昨年も来日して、ベートーベンやブラームスのプログラムで話題をまいておりましたが、このシベリウスも得意のレパートリーの一つです。
特にこの「フィンランディア」はカラヤン嫌いの方でも脱帽せざるを得ない、素晴しい名演といっても良いのではないかと思います。

その名演が45 回転ハイレベル・カッテイング・マスタープレス盤ならではの、圧倒的な音の洪水となって、迫ってくるはずです。
ところで、スメタナの「モルダウ」もこれまた、親しまれている曲ですが、こちらの方は、名盤がひしめいています。その中でもカラヤンの「モルダウ」とドボルザークの「新世界交響曲」をカップリングしたアルバムは昔から名盤として定評の高いものです。
カラヤンはこのカップリングで3度録音しなおしておりますが、今回のレコードに収録されたのは、昨年の暮に発売になった( 東芝EMI EAC-80354) 最新録音です。

最近のカラヤン~ベルリン・フィルは、音楽の静かな部分を特に入念に演奏し、他に比類がない美しい響きをかもしだすのが、ひとつの傾向となっています。
しかし、「モルダウ」という曲は、レコードでは「新世界交響曲」とカップリングされることが多く、1 時間近い詰め込カッティングの犠牲となってしまい、音質的には不利にならざるを得ません。

そこで今回は、この「モルダウ」の美しきを充分に引きだすために、レコード片面をいっぱいに使用して、ハイレベル・カッテイングいたしましたので、カラヤン指揮ベルリン・フィルの透明で清冽な管弦楽の美しい響きを、堪能していただけることと思います。
とにかく、このレコードの両面が、ともに満足できるように、再生装置を総合的に調整してみてください。

そしてこのレコードを単なる、音のチェック用かとしてだけではなく、音楽そのものを楽しんでいただければ幸いです。
DAM といたしましては、今後も皆様のトータル・オーディオ・ライフにお役にたつ、ユニークなソフトウェアを開発したいと考えておりますので、よろしく御支援のほど、お願い申し上げます。
なお、レコード化にあたり、東芝EMI(株)をはじめ関係各位に多大な御協力をいただきましたことを、心からお礼申し上げます。

DAM 推進委員会

*敬称は省略させていただきます。
*回転数の「33」は33 1/3回転の略です。

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