DOR0134 アヴェ・マリア 76/45 for VIP 早川正昭指揮 新ヴィヴァルディ合奏団:外山滋 山本邦山 東京荒川少年少女合唱隊 渡邉顯麿 ; ワーグナー ジークフリートの葬送行進曲 ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団
レコード番号&アルバム名DOR0134 アヴェ・マリア 76/45 for VIP
早川正昭指揮 新ヴィヴァルディ合奏団:外山滋(Vn) 山本邦山(尺八)
東京荒川少年少女合唱隊 渡邉顯麿(合唱指揮)
ワーグナー:ジークフリートの葬送行進曲
ホルスト・シュタイン指揮 NHK交響楽団
ジャケット表
ジャケット裏帯表
帯裏
発表年月 種類 回転数 音源 録音方式 頒布会 関連CD VIP 45 DAM
オリジナル
ライブ録音&セッション録音 アナログ
76cm/sec
ワン・ポイント録音 VIP
7th DOCD0001
ジークフリートの葬送行進曲収録 プロデューサー プロデューサー
ディレクター ミキサー サウンドエンジニア カッティング メカニック
エンジニア 総合プロデューサー
野口泰明。田村勝弘SIDE2
プロデューサー
小山正敏SIDE2
鈴木武昭 中田基彦 池田 彰 原 清介
竹内昭五 金子秀作 SIDE2
メンテナンサー
伊藤 勲 SIDE1 企画 制作 製造 制作協力 デザイン 技術解説 第一家庭電器
DAM 東芝EMI株式会社 財団法人NHK交響楽団 SIDE2
長谷恭男(NHK交響楽団 SIDE2
録音協力
サウンド・クリエーター 堀田正實(カメラ)SIDE1-2
林 喜代種(カメラ)SIDE1
通訳 川島道二 SIDE2
東芝EMI(株)デザイン室 三井啓
池田 彰
原 清介 曲目・演奏者
SIDE 1 SIDE 2 1.a) 合唱のためのコンポジション第4番「子供の領分」より
ゆかいなうた・総かきうた (間宮芳生作曲)
b) 「東京のわらべうた」より
おじぎのまえに (三善晃作曲)
c) 「東北地方のわらべうたによる九つの無伴奏女声合唱曲」より
ほたるこい (小倉朗作曲)
2. アヴェ・マリア AVE MARIA(C.GOUNOD作曲)
合唱 : 東京荒川少年少女合唱2
演奏 : 新ヴィヴァルディ合奏団2
(1 - 8'02" / 2 - 2'16" )
録音場所:石橋メモリアルホール 1981年4月29日 ライブ
TRAUERMUSIK aus GÖTTERDÄMMERUNG
ジークフリートの葬送行進曲
一楽劇「神がみのたそがれ」より
( R.WAGNER作曲)
指揮 : ホルスト・シユタイン
HORST STEIN
演奏 : NHK交響楽団
NHK SYMPHONY ORCHESTRA
(7'44")録音場所:簡易保険ホール五反田 1983年2月26-27日 セッション
今回導入された新技術・企画 カッティング・データ・世界初!重さ240g(実測値)、厚さ2.4mm フラットディスク
通常レコードの2倍以上の重量・厚さ。
・クォーツロックDDモー・ターカッティングマシン
・レコードの偏芯を減らすためセンターホール径を小さい方に設定
・プロユース材をもとに改良されたDAM45用・新レコード材を使用
・愛蔵家No入り TapeRecorder : Studer A80 MKII
DRIVE AMPLIFIER : NEUMANN SAL-74
CUTTING RACE : VMS-80
Quartz Rock Motar
CUTTING HEAD : NEUMANN SX-74
Non Limitter ,Non Equalizer
1985.2.26
東芝EMI(株)赤坂 制作にあたって
(発表時、解説書記載)
VIP メイト会員の皆様、日頃は第一家庭電器をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
VIP レコードも第7作目となり、今回は世界初の超厚手・重量レコードに挑戦いたしました。
過去、VIP レコードは、超ハイレベル・カッテイングのジャンボ・シングル・レコード (現在、市販レコード界で、流行している「ジャンボ・シングル」の原型はV IP レコードといって良いでしょう。)、「暮しの手帖」誌でも取上げられた、逆進行レコード (カラヤン〜ボレロ)、マルチ・ダイレクト・カッティング等々、オーディオ&レコード界に先進的な話題を提供してきたことは、御存知のとうりです。
ところでこのところ、コンパクト・ディスクの陰に隠れて、アナログ・レコードの進歩が止まったかのように見えるのは、大変残念なことです。
ややもすると、デジタル録音は、全ての点でアナログ録音より優れているように言われがちてすが、DAM45 のオリジナル録音で、アナログとデジタルの両方式を実施して来た経験からすると、全体的なバランスも完成度では、まだまだ、アナログ録音はテジタル録音に比べて優るとも劣らないということができます。
ただ、その優秀なアナログ録音のマスター・テープをレコードにする際、そのやり方によっては、往々にしてかなりのロスが出て、マスター・テープとはかけはなれた音になってしまうことがあり、これが「アナログはデジタルより劣る」といわれる原因なのではないでしょうか。
DAM45 は過去10年以上に亘り、「マスター・テープの音を忠実にレコード化する」というポリシーで東芝EMI (株)の協力を得て、数々の改良を続けてまいりました。
他社に先がけて、カッティング面では、45 回転、ハイレベル・ノン・リミッ ター・ノン・イコライザー・カッテイング、クォーツ・ロックDD モータ一、ダイヤモンド・カッター針の使用等を積極的に導入し、又プレス面でも、DAM 用高品質材料、マスター・プレス、フラットプレス、重量厚手レコード(160g〜190g)等々のグレード・アップをしてまいりました。
今回は、アナログ・マスター・テープの素晴らしいクオリティをそのままレコード化するために、重さ220g、厚さ2.4mmフラット・ディスク(通常レコードの2倍以上の重量・厚さ)に世界で初めて挑戦した次第です。
製造にあたっては、東芝EMI(株)技術陣の最新技術と細心の作業によって、素晴らしい成型精度で一枚ずつ手作り的にプレスされています。
この超厚手重量VIP45にふさわしい音楽として、DAMオリジナル・アナログ録音の中から、東京荒川少年少女合唱隊と新ヴィヴァルディ合奏団による「ミッシェル」(昭和56年6月 DOR0092)より、"ゆかいなうた" "アヴェ・マリア"などの合唱曲と、ホルスト・シュタイン 〜 N響による「ワルキューレの騎行」(昭和58年6月 DOR0120)から "ジークフリートの葬送行進曲" を両面にカップリングいたしました。
超厚手重量盤と両面で約14分という余裕あるカッテイング及び成型精度の向上により、以前のDAM45 に比べ、安定した低域と、しっかりとした音像がリアルに再現されることと思います。子供の合唱は、混濁感が少なく、遠近感を伴ってシ
ャープに定位することと、N 響の大編成のオケストラが、重厚な低械をベースに安定した音で、スケールが大きく再現されることが狙いです。
なお、今回の制作にあたっては、いつもにも増して、東芝EMI (株) 及び技術スタッフに多大な御協力をいただきましたことを、厚くお礼申し上げます。
今後DAM といたしましでも、アナロ夕、デジタル等方式を問わず、より良い音のソフトをお届けするべく更に一層の努力をする所存ですので、今後とも皆様のご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。DAM 推進委員会
*敬称は省略させていただきます。
*回転数の「33」は33 1/3回転の略です。